淡い夕焼け/キヨシローと大野晋
2008.07.14(Mon)
080714淡い夕焼け

18時2分撮影。

昼間ににわか雨が降り、蒸し暑い午後となった。

今日は驚きの知らせが二つ届いた。

一つ目は、清志郎さんの癌転移による休養。
ネットニュースのヘッドラインで知り、すぐに地味変を訪ねたが閲覧できない状態になっていた。
清志郎さんからのメッセージも見られない。
ニュース記事によると、見つかったのは左腸骨に転移した癌。予定されていた夏フェスへの参加も取りやめ、すでに放射線治療を開始しているそうだ。
2年前は「早くステージに戻ってほしい」と書いた。今回だってもちろんそう思うけれど、無理をせずにゆっくり治療に専念してもらいたいという気持ちの方が強い。
当の清志郎さんは、こんなメッセージを地味変に掲載していたらしい。

  「妙に前向きになるのはなぜだろう。腰にガンが見つかった。心配はしないでくれ、
  これくらいのことは覚悟してたんで ぜんぜんヘコんでないから、ブルースはまだ
  まだ続いているというわけだ」

 
  「すぐに帰ってくるから応援してくれ! もう一度言おう、夢を忘れずに!」

キヨシローは強い。

二つ目は、大野晋氏の訃報。夕刊の一面に載っていた。
大野氏は、国語学者。古代日本語についての研究で様々な論文を発表する一方で、日本語の起源に関する研究にも力を注いでいた。1999年にブームになった『日本語練習帳』(岩波新書)の著者と言えば、分かる方も多いのではないか。

高校生の時に日本語とその研究のおもしろさを知ったきっかけが、丸谷才一氏の著作に頻繁に登場する大野氏だった。こんなにおもしろい世界があるのかと驚いた時の気持ちは今でも覚えている。
ずっと大野氏は憧れの人のひとりだった。

『大野の法則』なんて、かなり格好いい。
大学の授業でこの法則を知った時には、かなりミーハー的に「やっぱり凄い人やったんや!」と内心大騒ぎをした。それもいい思い出だ。

誰にでもいつかは来ることと分かってはいても、やはり残念でならない。
一度声を聞いてみたかったなあ。



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